卒業生の声

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卒業生の声

山本さん1984年生 北海道出身
大学法学部を卒業後、2007年6月A2スタイリストスクールに入校 作品集

―なぜスタイリストになろうと思いましたか

父親の影響を受けて、子供の頃から自然とオシャレに興味がありました。大学生になり、東京に来て多くのモノや服に接しているうちにますます服が好きになり、大学2年の頃に、スタイリストという仕事に興味をもちました。スタイリストならブランドの境界線もなく無限大に表現できるなと思って、就職活動をせずスタイリストの道を目指すことにしました。


―スタイリストになるために、先ず何をしようと思いましたか

3年制などの服飾専門学校の資料を集めることから始めました。でも、専門学校は大学卒業後では長いと思ったのと、果たして卒業後にアシスタントの道が用意されているのだろうかと疑問を感じました。フリーランスのスタイリスト宛てに履歴書も結構送りましたが返事が一つもなかったりしました。


―現場研修を終えて、アシスタントとして活動してみてどうですか

これまで、カタログやインテリア、もちろんファッション雑誌など多くの分野に関わりました。中でもドラマ撮影に関わった時は独特で、すぐに自分の名前を覚えていただいたりして、ファミリーのような空気が伝わってきました。全スタッフの強い一体感や現場を共有し一つのものを創り上げるという強い意識が感じられました。色んな現場は楽しかったし、すごく勉強になっています。


―アシスタントの仕事で学んだことは何ですか

どんな時でも揺らがない、絶対スタイリストになる!という強い気持ちの大切さです。最初は根拠のない自信でもいいから、とにかく「絶対スタイリストになる」という強い気持ちを持ち続けることが、本当に大切だと思います。アシスタント時代には、想像もつかないような大変なこともありましたし、くじけそうになる時もありました。それを支えてくれるのは、やっぱり自分の強い気持ちしかないです。自分が目標としている現場でなくても、学べることはたくさんあるので全ての現場に前向きに取り組む姿勢が大切だと思います。


―どんなスタイリストになっていきたいですか

タレントさんを手がけるスタイリストのアシスタントに就いた時、人脈や情報量の多さの違いにショックを受けました。そして、コミュニケーションの能力や営業力のすごさを目の当たりにして、自分の足らなさを痛感させられ、この期間の影響力が自分にとってすごく大きかったので、見習おうと思います。

これからも広告や媒体に携わりながら経験を増やしつつ、タレントさんやアーティストさんの御用聞きスタイリストでなく、新人のタレントさんや新人のアーティストさんと共に「スタイリストありき!」という仕事ができるスタイリストを目指します。

久保さん1989年生れ 東京出身
2008年6月A2スタイリストスクール入校

久保さんは、中学の頃からスタイリストの仕事を意識しはじめ服飾専科の高校を卒業し、A2スタイリストスクールに入校しています。スクール入校前には、A2が開催しているアシスタント説明会に参加したり、スクール見学で2度A2に足を運びました。現在A2所属、先輩スタイリストアシスタントとして活躍中。


―久保さんが好きなもの

映画「かもめ食堂」の世界観、着物
雑誌では、ファッジ、装苑、スプーン、H、カット


―スクールでの実感

中学の頃からスタイリストの仕事は意識していました。それもあって服飾専科の高校進学を決めましたが、今思うと中学のころから決心は固かったんだと思います。
高校に行って、色んなタイプの洋服好きな人達に囲まれ、かなり影響を受けました。中学の時の自分のスタイルって遊びだったんだな(笑)と思いました。それもあって、もっと真剣に目指す気持ちが芽生えたので仕事につなげるためにA2スタイリストスクールに入ることは、現場に近いということで迷いはありませんでした。実際にスクールの講義はスムーズに受け入れることができました。中盤を過ぎると、いよいよ現場が近くなってきたという実感が沸いてきて、不安なんだけど、どんなことが待っているんだろうってワクワクした気持ちでした。中でも、アシスタントとしての役割やポジション、現場の説明のお話は直接スタイリストさんから聞けたのでとても役に立ちました。


―研修期間で学習できたこと

スタイリストさんによって違いがあるということを知りました。
人に物事を聞けないアシスタントにはなりたくなかったので、分からない事は素直に聞きました。まだ10代だったので、「何もわからない人」という感じで先輩方が接してくださったのもとてもありがたかったです。あとコミュニケーションにも関係する基本的なことですが3年たった今でも、「ほうれんそう」の3原則は本当に大事だなあと思っています。

こう振り返ってみると、高校生時代から現在アシスタントとして活動するようになるまでが、自分の人生の中で一番心が動いた日、気持ちが成長した時期だったとすごく実感しています。

精神力がついたことや、相手のことを考えるとか、すごく吸収できたと思います。
先輩の優しさだったり、先輩の仕事のこなし方、ミスや失敗をその場で教えてもらったことが吸収できたことに繋がったんだなあと思います。
※「ほうれんそう」→報告、連絡、相談


―スタイリストアシスタントとして現場で求められること

現場では、やっぱり謙虚でいながらも積極性が求められると思います。
前に出るということではなくて、撮影全体の流れを知ってついていくという意味で、自分もチームの一人なので、チームの動きに置いていかれないように積極的に次の行動を知っておいたり、先手を考えたり、アシスタントしかできないポイントを掴むように努力しています。

今では、同期の人たちと連絡をとって情報交換をしたり、すごくできる後輩が入ってきたと聞くと刺激を受けたり、作品撮りをしたり、それが良い緊張感になっています。その緊張感に上手く乗れることが自分のモチベーションだと思っています。

作品撮りも少しずつチャレンジしていて、楽しいです。でも楽しいというだけでなくて自分の好きなスタイルの確認にもなって、カメラマンさんやヘアメイクさんとの人脈も大切にしています。


―スクール生の皆さんへ

スクール生の皆さんには、今しか出来ないことを学習していると思うのでなんでも興味を持ってほしいと思います。
アシスタントとして現場に行くと、自分の好きなテイストじゃない現場もあるんですが、なんでも吸収する態度とか、前向きに取り組んでいく姿勢とか、とにかく「素直な気持ち」で臨むっていうのは伝えたいです。新人でいる間は、自分で気づかないことがとても多いです。
「素直」って大切でそれが結果的に自分に返ってくることだと思います。


―今後の目標や活動について

仕事の目標は、ムービー、CM媒体、映画などの方向性を目指していますが、それより今は人の気持ちをほっこりさせたり、「優しい」とか、「温かい」とか、懐かしい感じの世界観を持つ人間になりたいと思っていて、それにスタイリストという職業がついてくるといいなと思っています。

最後に、インタビューでお話をさせて頂きながら、自分の考えを今一度整理できたように思いました。